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現状版の問題点
１、iTRONのスケジュールの乱れ
（１）PCIデバイス
100マイクロ秒以下の乱れで収まるように調整しましたが、
PCIのバスマスターデバイスの動作時、数１００マイクロ秒の乱れを記録します。
ということでMS7751SE01の場合はHDDをpioモードにしていますが、etherについてはオリジナルのままですので、ether動作時は大きく乱れます。
（２）linuxアプリ動作時の影響
linuxがアイドル状態であれば、１０マイクロ以下ですが、アプリが動作している場合５０マイクロ秒程度の乱れが出ます。
（３）実用範囲について
割り込み応答については、通常は10マイクロ以下を期待できますが、最悪値は５００マイクロぐらいの遅れ（特にPCIデバイスがある場合）を覚悟する必要があります。
タスクのスケジューリングについては、2ミリ秒周期ぐらいを目安にするのが無難です。



サンプルプログラム動作時のスナップショット
[root@shlinux /root]# insmod jsp.o
uITRON Extensions Loaded (http://www.goodsoft.jp)
ver 1.00 rev 002
hw_timer_initialize
[root@shlinux /root]# lsmod
Module Size Used by
jsp 88032 0 (unused)
[root@shlinux /root]# ./if_litron
iTRON interface Start
Sample task starts (exinf = 0).
iTRON! Genki!!
task2 is running (003). +
task1 is running (003). |
task3 is running (004). *
task1 is running (004). |
task2 is running (004). +
task3 is running (005). *
task2 is running (005). +
task1 is running (005). |
（CTRL+ｃ）
[root@shlinux /root]# rmmod jsp
[root@shlinux /root]# lsmod
Module Size Used by
[root@shlinux /root]#